【2019年8月21日(水)】 「ふと気付いたこと」
今年の夏、たまたまですが土日にテレビで全国高校野球(甲子園)を観る機会が多かった。一回戦からたくさんのゲームを観てきましたが、その中でふと気付いたことがありました。それは試合中(攻守の交代の時など)に審判員が選手に何やら声をかけている。時には走って追いかけて行って声をかける場面もあった。
私的にはすごく違和感というか、何を言いに行ったんだろう?と不思議な感じだったが、解説を聞いていたり、ネットニュースなどを見て分かりました。ピッチャーやキャッチャーが相手バッターを打ち取ったり、三振を取ったりした時の雄叫びや派手なガッツポーズに対しての注意でした。場面によっては試合進行を遅らせないために、もっとプレイや動作を早くするように!ということもあるようだ。
確かに故意な遅延行為はダメかな。バスケでいうと、シュートが入ったボールを故意に触ってはいけないとか、インターバルやタイムアウト明けに速やかに選手をコートに戻すことなどもその一つですね。雄叫び、派手なガッツポーズ・・・なんか耳が痛い。(笑)高校野球でも昔はあまりなかったような気がしますが、注意されることってあったのかな?というか、昔は選手がそういう行動をすることがなかったのかな?ご法度というかタブーというか、そういうことだったのかな?最近は選手が自由に表現するようになったから目立つようになったのかな?注意されることも。どうなんだろう・・・
先日は監督の(必要以上な)ガッツポーズも「前に出すぎですよ」と注意されたという記事を見た。実はプロでもアマでも「ルールとマナー」、「スポーツは相手をリスペクトする」などの観点から、必要以上な派手なアクションはよくないとされているようだ。そのレベルというか内容にもよるだろうが、喜びや嬉しさの表現の仕方にも配慮や気遣いが必要なんだな。誰もが相手をバカにしたり侮辱したりするつもりはないだろうが、そう感じるような表現は注意が必要ということ。最近たまに訳の分からない注意を受ける私としては他人事ではないので、ついつい記事が目に留まる。
自分自身、ミニバスの何もできなかった子が何年も練習をがんばって続けてきて、そしてゲームに出場する時がきて、そしてゲームの中でチャレンジして、そして成功した場面を作った。それまでのプロセスに関わってきた人間として、その最高の場面を目の当たりにした時・・・出ちゃうんよね〜〜。ちょっと大げさか?(笑)でもそろそろ、怒っちゃダメ!だけでなく、必要以上に喜んじゃダメ!とかも足されるのかな?もしそうなると“激アツコーチ賞”の連続受賞は難しくなるな〜。というか、その前にもうベンチには居なくなっているでしょうね。居られなくなっている・・・が正解かな。ということで、「ルールとマナー」、「相手をリスペクト」を忘れず、注意されない程度にアツくがんばっていこう!と思う今日この頃でございます。