【2016年4月20日(水)】 「涙、涙の鬼北杯」
4月も下旬となりました。皆さんお元気でしょうか?14日(木)に発生した熊本地震ですが、今も余震が続いており、日増しに被害の状況も拡大しています。被害に遭われた方々へお見舞いを申し上げるとともに、一日も早く余震が治まり、まずは平穏な状態に戻ることを祈っております。職場では募金活動が始まりました。自分に出来ることを考えて、行動したいと思います。九州の皆さんがんばってください!そして他地域の皆さんも改めて“備え”の確認と準備を。家族での話し合いも大事です。防災品、備蓄品の確認や約束事の確認などもしておきましょう。
先週末の土日で第15回鬼北杯に参戦してきました。広見ミニの○山コーチをはじめ、チーム関係者の皆さんには二日間大変お世話になりました。どうもありがとうございました。また、対戦いただきましたチームの皆さん、審判員の皆さん、どうもありがとうございました。チームは初日に2勝して二日目の準決勝へ進出!そして準決で勝ち、なんと決勝戦のステージへ!(驚)選手も保護者も大喜び〜!私も素直に嬉しかったです。それは決勝へ進出したことではなく、準決でチーム(全体)が「準決で勝って決勝へ行きたい!」という気持ちがベンチも含めてコートの中でしっかりプレーや応援で表現されたからです。私的には「味生2016ってこんなにがんばれるんだ〜」というのが素直な感想です。やはり気持ちって大事ですね。改めて実感!普段なら接触を怖がってインラインまで入ろうとしないのに、そこをがんばって正面まで入ろうとしたり、同じく、ルーズボールを取りに行ってボールを触るのが精一杯だったのに、それを奪い取りに行って掴んだボールを放さなかったり。「お〜がんばっているな〜」と、プレーでしっかり伝わってきました。(拍手)選手ががんばっていたので私も全力でやりました。選手に負けず劣らず大汗かいて。(笑)
そして決勝戦。宇和島明城さんとの対戦でした。結果は12−85と超ワンサイドゲームで会場内も静かな決勝戦となり、大変申し訳ない感じだったのですが…「勝ち負けじゃない!スコアじゃない!ボール運びの練習をしよう!アウトナンバーを作ってシュートまで行こう!成功例を1つでも作ろう!」と選手に(自分に)言い聞かせ、最後まで全力でやりきりました。本来ならOFのパス(ボール)の方が速いはずなのですが、なぜか明城選手たち(DF)の方が速い。圧力、スピード、トラップ、1対1の力量差…どうすることもできず24分間を終えました。「仕方ない」…で終わらせば私も楽なのですが、成功例を作ることができず残念というか悔しかった。私は何の恥じらいも何の迷いもなく、1試合を通してとにかく全力でやりました。それは選手も同じです。結果、試合終了直後に選手たちは泣いていました。大泣きです。それは私に怒られてではなく。何の涙かは聞いていませんが、多分、「何もさせてもらえなかった。まったく歯が立たなかった。歯形さえつけることができなかった。」という悔しさからの涙だと想像します。きっとみんな本気だったのでしょう。私は泣くことはなかったですが、もし選手たちがそう感じたのならば私も同感です。ただ、そのこと以上に「こんな大差なゲームを最後まで捨てることなくよくがんばり続けたな〜味生2016も捨てたもんじゃないな〜」と思いました。そこに拍手ですね!他チームからの声援もありがとうございました。引き続き“出来ること”を増やしていけるようにコツコツ練習がんばります。
今回の鬼北杯。チームは大会に来て試合をがんばるだけでなく、会場内での過ごし方や時間の使い方、周囲への気配り、あいさつなど、まだまだ質を高めないといけないことがたくさんありました。バスケをがんばるのと同じように、それらのことも経験を積み重ねながら成長していきましょう!ということで、月末の岡山遠征でさらにチームが成長しますように!…そのことを楽しみにしています。チーム保護者の皆さんも二日間お疲れ様でした。ありがとうございました。準決勝ではゲーム途中で涙している保護者の方も。「保護者も熱い気持ちを持って全力でがんばっているんだな〜」と私は嬉しかったです。保護者のがんばりは選手だけでなく私にとっても気持ちを切らさずに全力でがんばれる源の一つでもあります。引き続きよろしくお願いします。いっしょにがんばっていきましょう!(^o^)/