【2010年1月18日(月)】 「弊害か!?」 1対1などでディフェンス練習をする時にずっと言い続けてきたことがある。それはボールマンのDEFをする際に、「ドリブルしているボールに対して手を出すな」ということだ。OFに対して近い方の手でボールカットに行って、その時に自分の肩が入ってファールが起こる。また、その時にOFに方向転換された時に対処ができない。などを理由にそうしてきた。 いつしか「手を出すな」ということが、「相手ボールを奪うという行為をしてはいけない」に変化してしまったのか?と思うくらいだ。(>_<)ボールマンがお腹の前でずっとボールを保持していても、ボケ?っと立って(守って)いる。奪い取ってやろうなんて考えもない。普段の生活で「他人のものを取ったり奪ったりしたらダメ。仲良くしなさい。」はわかるが・・・バスケは“それ”をし合うスポーツ。もっともっと闘争心やボールへの執着心を植えつけないとダメなのか。これは「手を出すな」の弊害なのか。これを克服するには言葉(の指導)だけではなく練習(訓練)で身につけていくしかないと思う。 以前に4年生以下大会の男子の審判をして驚いたことを思い出す。まさに格闘技というかプロレス状態。ボールを奪ってシュートを打つことに全力。「危険」と感じるくらい・・・男子はすごいな。これは男の戦う本能? いずれにしても「ドリブルに対して手を出すな」ということと、ボールチェックは厳しく&ルーズボールでは相手に負けないということ(+体の使い方も)は違うということをはっきりとさせ、必要なときに必要なことができるようになりたいと思う。いつも言う“出来ること”を増やしたい。 “羊の皮を被った狼”になれる日は来るのだろうか?。(笑)